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思いこみの心理学(マインドセット)

汐留での打ち合わせ後、丸の内OAZOにて久しぶりに友人と食事をした。
先日その友人から『実は今度、学生と付き合うことになった』と連絡があり、いくら何でもそりゃあ年が離れすぎなんじゃないの?という話をしてたわけだが、今夜その話になると彼はニヤニヤしながら言う。

「いやー、学生と言っても社会人を経験して博士課程に戻ってきたから年齢はそんなに離れてないんだよ。」

やられた。
つまり私の(学生=ハタチそこそこ、という)思いこみをカマにかけたわけだ。

まぁそれは彼のジョークとして、ちょうどMOTスクールで受講中のリスクマネジメントの講義でも『マインドセット』という話があった。所謂、「思いこみ」というやつだ。

ビジネスにおいて、このマインドセットはリスクを引き起こす、あるいは見落とす要因となる。
大手だから信頼できる、営業マンが誠実そうだから大丈夫、打ち合わせで話に出たから要件に入っているはず、、などの思いこみは全てリスクとなりうるわけだ。

全ての心理的リスク要因を回避するには、基本的に性悪説的立場をとるしかない。常に疑ってかかることになる。しかし、無論それではビジネスは立ちゆかない。(友情も破綻する^^;)

マインドセットに留意しつつも、いかに”スマート”にリスクテイクし、信頼あるビジネスを築けるか、、、
それが鍵だということか。。。なんてことを考えた夜であった。

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コメント (2)

みっちい:

お久しぶりです。
tetsuさんは何歳くらいからが離れすぎと感じます?
うちの両親は13違うんですよね-
tetsuさんはとっても若く見えるからそのくらい離れた彼女でも十分似合うと思いますよ!

みっちいさん、お久しぶりです^^
またよろしくお願いします。
何歳からが離れすぎなんでしょうねぇ。。でも考えてみれば相手次第なんでしょうね、きっと。「年が離れすぎ」なんて考え方こそ”思い込み”なんですよね。。。

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2008年03月18日 23:25に投稿されたエントリーのページです。

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