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山崎蒸留所でシングルモルトウイスキーの世界を知る

サントリーの山崎蒸留所に行ってきました。
海外旅行でシェリー酒やポートワインの醸造所を見学したことがあるけど、蒸留所は初めての体験。

入社したての頃、Barで山崎12年を初めて飲んだ時になんておいしいウィスキーだと思ったものだ。その製造現場に来ることになろうとは。

場所は大阪と京都の間にある山崎。明智光秀が3日天下で秀吉に敗れた合戦の地だ。

大阪府三島郡島本町山崎5-2-1

時間になると受付には人が溢れんばかり。4グループに分けられてガイドさんについて行く。
建物の中ににはいると、醗酵を促すための生温い空気と、麦の醗酵する独特の香りが漂っている。それから、アラビアンナイトの壺のような底広の巨大な蒸留釜がある。

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蒸留されたウィスキーの元になる液体はまだ無色透明で、これを中がチャーされた(焦がされた)樽に詰めて寝かせることで、あのウィスキー独特の色や香りがつくのだそうだ。

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8年、10年、12年、、と年月が経つほどに、色は深く濃く、そして樽の中の量は目減りしていくということだ。

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樽を寝かせた倉庫を見学し、最後はお待ちかねの試飲タイム。
山崎12年と白州12年を自由に楽しむことが出来る。

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水割りとストレートをいただいた。
山崎12年は水割りにしても上品な香りをほんのりと漂わせ、和食にも合いそうだ。水割りで口を慣らしたところでストレートへ。酒そのものの本質を味わうにはやはりストレートだ。40度の液体が喉を熱くする。安酒にある妙なアルコール臭さは全くなく、薫り高く洗練されている。口当たりはまろやかでくせのない味だ。白州は山崎より若干くせがあり好き嫌いの別れるところであろうが、山崎は万人受けする味であろう。

帰りにショップに立ち寄った。山崎12年は7500円くらい、山崎18年は25000円くらい。どうせ買うなら18年ものが欲しいところだが今の自分には不相応だろう。18年ものが似合うようになったらまた買いに来ることにしよう。

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2008年03月16日 23:09に投稿されたエントリーのページです。

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