先日、みゅーじんという番組に久石譲が出ていた。
ジブリアニメや北野武監督映画でお馴染みの作曲家である。
僕は高校生の頃よく聴いていた。初めてレンタルショップでレンタルしたCDも久石譲のものだった。混じり気のない純粋さや、吟遊詩人のような何ものにもとらわれない自由で美しい世界を感じる。
何枚か彼のCDを持っているが、随分昔に購入したSynphonic Best Selectionはオススメだ。
その頃特に好きだった曲は「レスフィーナ」という少しもの哀しいピアノ曲。
何というかうまく言葉に出来ないが、哀愁漂う情緒溢れる曲想がとにかくいい。
久石譲の音楽は懐かしさも手伝って、ちょっぴりノスタルジックな気分にさせられる。
最近忙しさにまかせて忘れていた感情だ。
たまには音楽に感情を委ねて現実を離れて想いを巡らせてみるのも良い。
最近そういう余裕があまり無いが、今週末はゆっくり時間を作って音楽に浸ってみたい。