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2008年03月 アーカイブ

2008年03月09日

ハカセの結婚式

今日、学生時代の友人の結婚式に行ってきた。
”ハカセ”とは我々がまだ18,19歳の大学一年生の時に彼に付けたニックネームだ。
理由?無論その風貌にある。おそらく彼を見て多くの人が納得するであろう。

式場は”門司港レトロ”で観光名所となっている門司港。小倉からローカル線で20分。殺風景な海岸線の先にそのレトロな街はある。実は、11年前に私が新入社員研修で4ヶ月を過ごした懐かしい土地だ。旧門司三井倶楽部など、明治時代の雰囲気を今に伝える駅前からほど近い式場で、ハカセの結婚式は行われた。

ハカセとは大学のクラシックギタークラブで一緒だった。体は華奢で声も小さいが、誰にでも優しく面倒見の良い人柄から誰からも好かれていた。そんなことから我々が3年生の時に彼は部長に推され、1年間務めあげた。

ハカセは結婚式でも披露宴でも緊張のせいか声も小さかったが、考えてみれば小声で一言一言かみしめるように話すところは昔のままの彼のスタイルだ。奥さんは人当たりの良さそうな明るい人だった。しっかりハカセを支えてくれることだろう(逆!?)^^;

今日集まったのは当時のクラブ同級生7名。中には卒業以来の友人もいる。皆すっかりいいオヤジなのだが、それでもあまり学生の頃から変わってない。久しぶりに学生時代に戻り、昔話で盛り上がる、、、かと思ったのだが、近況報告に始まり仕事関係の話ばかりだった。入社10年を越えて中堅どころにもなってくると、仕事話が会話の共通語のようになってくるかもしれない。知らず知らず”オトナ(オヤジ?)”になったということか。
世間知らずで些細なことに一喜一憂し、金は無いけど情熱と希望と時間だけは溢れていたあの頃。まだガキで馬鹿話ばかりしていた俺たち。オヤジになってもずっと持ち続けていたいものだ。

互いの連絡先を確認し、また会おうということになった。
次は京都ででも、ちょいワルおやじで集まろう。

2008年03月16日

山崎蒸留所でシングルモルトウイスキーの世界を知る

サントリーの山崎蒸留所に行ってきました。
海外旅行でシェリー酒やポートワインの醸造所を見学したことがあるけど、蒸留所は初めての体験。

入社したての頃、Barで山崎12年を初めて飲んだ時になんておいしいウィスキーだと思ったものだ。その製造現場に来ることになろうとは。

場所は大阪と京都の間にある山崎。明智光秀が3日天下で秀吉に敗れた合戦の地だ。

大阪府三島郡島本町山崎5-2-1

時間になると受付には人が溢れんばかり。4グループに分けられてガイドさんについて行く。
建物の中ににはいると、醗酵を促すための生温い空気と、麦の醗酵する独特の香りが漂っている。それから、アラビアンナイトの壺のような底広の巨大な蒸留釜がある。

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蒸留されたウィスキーの元になる液体はまだ無色透明で、これを中がチャーされた(焦がされた)樽に詰めて寝かせることで、あのウィスキー独特の色や香りがつくのだそうだ。

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8年、10年、12年、、と年月が経つほどに、色は深く濃く、そして樽の中の量は目減りしていくということだ。

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樽を寝かせた倉庫を見学し、最後はお待ちかねの試飲タイム。
山崎12年と白州12年を自由に楽しむことが出来る。

20080316-4.jpg

水割りとストレートをいただいた。
山崎12年は水割りにしても上品な香りをほんのりと漂わせ、和食にも合いそうだ。水割りで口を慣らしたところでストレートへ。酒そのものの本質を味わうにはやはりストレートだ。40度の液体が喉を熱くする。安酒にある妙なアルコール臭さは全くなく、薫り高く洗練されている。口当たりはまろやかでくせのない味だ。白州は山崎より若干くせがあり好き嫌いの別れるところであろうが、山崎は万人受けする味であろう。

帰りにショップに立ち寄った。山崎12年は7500円くらい、山崎18年は25000円くらい。どうせ買うなら18年ものが欲しいところだが今の自分には不相応だろう。18年ものが似合うようになったらまた買いに来ることにしよう。

2008年03月18日

思いこみの心理学(マインドセット)

汐留での打ち合わせ後、丸の内OAZOにて久しぶりに友人と食事をした。
先日その友人から『実は今度、学生と付き合うことになった』と連絡があり、いくら何でもそりゃあ年が離れすぎなんじゃないの?という話をしてたわけだが、今夜その話になると彼はニヤニヤしながら言う。

「いやー、学生と言っても社会人を経験して博士課程に戻ってきたから年齢はそんなに離れてないんだよ。」

やられた。
つまり私の(学生=ハタチそこそこ、という)思いこみをカマにかけたわけだ。

まぁそれは彼のジョークとして、ちょうどMOTスクールで受講中のリスクマネジメントの講義でも『マインドセット』という話があった。所謂、「思いこみ」というやつだ。

ビジネスにおいて、このマインドセットはリスクを引き起こす、あるいは見落とす要因となる。
大手だから信頼できる、営業マンが誠実そうだから大丈夫、打ち合わせで話に出たから要件に入っているはず、、などの思いこみは全てリスクとなりうるわけだ。

全ての心理的リスク要因を回避するには、基本的に性悪説的立場をとるしかない。常に疑ってかかることになる。しかし、無論それではビジネスは立ちゆかない。(友情も破綻する^^;)

マインドセットに留意しつつも、いかに”スマート”にリスクテイクし、信頼あるビジネスを築けるか、、、
それが鍵だということか。。。なんてことを考えた夜であった。

2008年03月23日

今日はスケート

先日のフィギュア世界選手権で浅田真央が見事優勝しました。
ショートで僅差の2位、フリーで大転倒しての大逆転。
ドラマティックな勝利にテレビに釘付けになった人も多いのではないでしょうか。
まだ若いのにあの精神力と技術力は大したものです。

だからと言うわけではないのですが、今日は10年ぶりくらいのアイススケートです。
神戸まで行って来ました。
普段歩かないものだから、ちょっと滑るとすぐ足が痛くなる。
小学生の頃ローラースケートでならして学生時代はアイススケートもそこそこだったのが、今は無惨なものです。真央ちゃんのトリプルアクセルなんて異次元の技に思えます。

ほどよく疲れて、帰りに魚崎の桜正宗の醸造所に寄ってしぼりたて本醸造を購入。
久々に運動もして、リラックスできた休日でした。

2008年03月26日

開花

今日、開花宣言出ましたね。例年より4日早いそうです。
最近すっかり春の陽気ですし。

再来週末あたりが花見に最適とのこと。
昨年は桜ノ宮、夙川、嵐山と3回も花見に行ったが、今年も行かないわけにはいかない。
夜桜を見ながら日本酒を傾けるのもいいな。

そろそろ計画を立てなければ。

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