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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

新サービスリリース

今朝、3月スタートの新サービスをリリース!

http://www.smileserver.ne.jp/news/2007/0226.html

一仕事完了。

2007年03月02日

創立記念日

3月第一週目の金曜日(つまり今日)は会社の創立記念日。
午後から休みとなる。

堀江の家具街を物色してきた。
ソファの横に置くサイドテーブルが欲しいのだが、いいのが見つからない。

夕方カットに行き、その足で夕食の買出し。
旬のわかさぎを買ってきた。
フライにしてビールをキュッと飲る。。。最高っ!

最近忙しかったから、こういうちょっとした余裕に幸せを感じてしまうなぁ。

2007年03月04日

今、フィンガーピッキングが熱い!

押尾コータローがメジャーデビューしてからだろうか、ここ数年アコースティック、とりわけフィンガーピッキングの世界が熱い。フィンガーピッキングとは、身体の一部である指先を使って直接音を紡ぎ出す演奏スタイルで、より自然な音色や響きが生まれるのが特徴である。

その少し前、それまでマイナーだったクラシックギターが村治佳織を中心に一躍脚光を浴びたが、それに続く流れなのだろうか。押尾コータローなんて最近タワーレコードではPOPSにカテゴライズされCDが並んでいる。

先週一冊の本を買った。
「フィンガーピッキングスタイルで楽しむ極楽ソロギターサウンド」

国内外の著名フィンガーピッキング奏者のスタイルやbiographyが纏めてあり、僕の知らないプレイヤーも何人も載っていたので興味と知識欲から思わず買ってしまった。
プレイヤーのリズム、サウンド、ピッキング、フィンガリング、コードワーク、フレージングの6項目についてのコピー難易度が5段階レーダーチャートで掲載されていた。コピー難易度が高いとはつまり、「これどうやって弾いてるの?」度が高いということ。テクニックが必要ということである。

最近日本ソロ・ギター界では小沼ようすけの人気が上昇中。彼のチャートは平均3.5というところ。ベテランの渡辺香津美はサウンド以外は4という難易度。この人の演奏は渋みがあって好みだ。そして、押尾コータローは流石、ピッキングが5。他もサウンド以外は4という高難易度。

ここまではなんというか「一般的な天才の領域」という感じがする。しかし、ここから「本物の天才」が登場する。まずはパコ・デ・ルシア。サウンド以外最高の5!パコはフラメンコギタリストで僕も大学の頃から知ってる。CDやDVDも持っている。東京で1万円のコンサートにも行った。パコの演奏はとにかく神がかっている。誰にも真似なんて出来ない。業界では100年に一人の天才と言われている。

しかし、パコ・デ・ルシアが最高だろう、と思ってページをめくって驚いた。なんとオール5がいる!誰だ??

そこには、、、、Michael Hedges(マイケル・ヘッジズ) の名があった。
知ってる、、、ウィンダム・ヒル・レーベルのプレイヤーだ。しかし注目して音を聴いたことは無かった。
更に、他のプレイヤーの説明を読むと多くのプレイヤーがヘッジズに影響を受けているのが分かった。ウィンダム・ヒル・レーベルの創始者ウィル・アッカーマンが「マジックだ!」と叫び、押尾コータローが憧れるというその演奏とは一体どんなものなのか?

ということで、今日、、、買ってしまった。ヘッジズのベスト版ともいえる「BEYOND BOUNDARIES」。
1,2曲目と聴いてみて感じたのは、典型的ウィンダム・ヒル・サウンドだということ。ヘッジズのCDと知らずに聴いたとしてもそう感じただろう。大学の頃よく聴いていたウィル・アッカーマンと同じ感じだった。あまり新鮮味を感じなかったというのが正直なところだ。ところが5曲目の「リチュアル・ダンス」を聴いて驚く。押尾コータローの代表曲「HARD RAIN」にそっくりなのだ。いや、ヘッジズはすでに97年に他界しており、もちろん押尾コータローのほうがヘッジズに似ているのだが。押尾がドラマチックにHARD RAINを弾くのに対し、ヘッジズはさらりと難曲を弾いている。押尾コータローは個人的に好きなのだが、正直次元の違いを感じた。演奏もすばらしいが、こういうギターの世界を初めて作り出したこと自体が確かに天才的だった。

ヘッジズの音楽が押尾コータローに影響し、その押尾は今日本のソロ・アコースティックギタリストの若手代表格と目されている。今後も押尾コータローを中心にヘッジズにインスパイアされた楽曲がこの日本でも生まれてくるだろう。その源となったヘッジズを知ることができたのは収穫であった。

2007年03月10日

GoogleAnalytics導入

IT業界の人ならばご存じかもしれないが、高性能WEBアクセス解析ソフトで有名なUrchin(アーチン)の開発元である米国Urchin Software Corporationが2005年にGoogle Inc.に買収され、かつて有償であったUrchinが今やgoogleのもと、Google Analyticsとして無料で提供されている(アクセス上限はあるが)。

最近私のブログへのアクセスも少しずつ増えてきたのでGoogleAnalyticsにアカウント登録してみた。
GoogleAnalyticsでは、単にアクセス数などだけではなく、訪問ユーザがどのようにサイトを見つけたか、サイトでどのような操作を行ったかなどまで調べることができる優れものである。

さっそくMTの管理画面から、全テンプレートにGoogleAnalytics用のタグを埋め込んでおいた。
さらにMTのプラグインサイトで、Google Analyticsへのシングルサインオンを実現するプラグインがあったので、こちらも導入してみた。
http://www.sixapart.jp/movabletype/plugins/googleanalytics.html

こんなものが全てフリーだなんて、googleのビジネスモデルやWEB2.0モデルが確実に世の中を変えていってるのを実感してしまう。。。乗り遅れないようにしなければ。

ということで、これからアクセス解析もちょこちょこ始めてみたい。

2007年03月11日

Lightbox Plus でオーバーレイして画像表示

ブログで画像をアップすることが増えてきた。
そこで画像をクールに表示する機能を追加してみた。

LightboxPlusという画像をオーバーレイ表示してくれるJavaScriptをこちらのサイトで紹介している方法で導入してみた。

http://www.drk7.jp/MT/archives/001029.html

標準のLightboxPlusを用いると、画像指定時にaタグ中で a href="hogehoge.jpg rel="lightbox" と指定しなければならないのだが、こちらのサイトでは、rel属性を付与しなくてもLightboxPlusを機能させることができるように若干ソース変更したものを提供してくれている。私もそちらを利用させてもらった。

また、JavaScriptやCSS、画像などの配置をデフォルトから変更しているため、若干JavaScriptやテンプレートのPATHの記述を変更している。

画像の拡大表示は小技の効いたオーバーレイ表示で。

self.jpg

こんなかんじ(クリック!してみよう)

2007年03月12日

新オフィス

今日から職場が新オフィスに移った。

以前WBSで、分散した複数のオフィスをワンフロア化することで業務効率を上げることをテーマにした特集があったが、我々もまた3つに分散していたオフィスが一箇所に集約されることになった。
最近のオフィストレンドらしい。

新しいオフィスは事務所っぽくまとまってしまってはいるが、なかなか快適だ。
さて、業務効率UPなるか。

2007年03月14日

生きること 学ぶこと

ちょっと固いタイトルだが、ある友人カップルが先日僕の誕生日にプレゼントしてくれた本の題名である。
初版は1984年だから僕がまだ小学生のころ出版された本である。

著者は広中平祐氏。1970年、39歳で数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞を幾何学の分野で受賞された方である。フィールズ賞とはあまり聞き慣れない賞かもしれないが、映画「グッド・ウィル・ハンティング」や、ドラマ「やまとなでしこ」なんかで登場した賞である。
文末の解説は国際的なクラシック指揮者である小澤征爾が友人として執筆している。

冒頭、「この著書で、私は私自身の人生を語ろうと思う」
その言葉通りこの本では広中氏の半生が自らの口で語られており、「創造」をテーマに、夢とは、知恵とは、師とは、友とは、もつべき精神とは、姿勢とは、、、様々なサブテーマがちりばめられている。

以前、青年社長について書いた時に、僕はノンフィクションが好きだと書いた。尊敬できる人間の生い立ちや半生を知ることで、自分の人生の歩み方や価値観に何らかのヒントや糧、あるいはインスピレーションを得ることが出来るからである。「人に学ぶ」という意味では歴史も好きだが、現実的な刺激という意味ではやはり現代の人間に注目する。本来ならば現実の世界で自分の身近にいて欲しい「尊敬すべき人」が見あたらないため、こうした本にそれを求めようと考えているのかもしれない。

さて、読み終えたばかりだが広中氏の言葉から私の心に残った言葉をいくつか書き留めておきたい。


○「創造のある人生こそ最高の人生である」

 広中氏の価値観を濃縮した一言がこれだ。
 僕も同じようなことを考える。
 消費の人生と創造の人生。即物的ですぐ腹を満たせるのは消費だが、真に心を満たせるのは創造にあると僕も思う。
 消費は自分一人の幸せにすぎないが、創造は大小あれど自分以外の人のためになるからだ。
 創造には苦しみを伴う。しかし苦しみがあるからこそ手にしたものは本物なのだ。


○私は、そのような時こそ人間に深くものを考える力、深い思考力が要求されると思う。立ち直る見通しがまるでつかない、どこから手をつけて解決すればいいのか検討がつかない、そのような大問題を抱え込んだ時、頼りとなるのは自己の思考力であり、それ以外にはないと思うのだ。。。実は私たちが勉強する目的の一つは、この思考力をつちかうことにあるのだ。

 将来もし子供ができて「なぜ勉強しないといけないの?」と聞かれたらこのように答えたい。
 僕たちの年齢になってくると忘れることも早くなりがちだ。それを理由に学ぶことをあきらめる人も多い。しかし、広中氏は忘れること自体は肯定している。一度学んだことは思い出すのが早くなるので忘れてもよいと。それ以上に思考力が培われることを是としている。


○嫉妬は、ものを創造しようとする人間にはまことに好ましくない感情である。。。ではどうするか。ここで、あきらめることが必要になってくるのである。。。そのような時、私は、かの男の子の名言を声に出して唱えるのである。「ぼく、アホやし」と。すると、頭がすっと楽になる。

 「ぼく、アホやし」のくだりは、そういう考え方いいなぁと思った。
 フィールズ賞受賞者という秀才ですら(他人の才能への)嫉妬のような俗な意識を持つことがあるのか。
 スパッと気持ちを切り替えて、自分のフィールドで才能を発揮する方が確かに創造的なのだ。


○「素心深考」

 広中氏がサインする時に添える言葉。
 素朴な心と深い考え、この言葉、僕ももっておきたい。
 これに「即決実行」と実行力の下句を加えれば完璧だと思う。(※考と行で韻)


○「順境また好し、逆境また好し」。。。世の中で成功した人は、たいてい、逆境を自分の人生にプラスに取り込んでいく能力を備えているように私には見える。

 成功ウンヌンは置いておいて、逆境を楽しめる楽天性と実力を身につけることができれば、生きる楽しみの幅は広がることだろう。


「本は考えるきっかけを与えてくれる」と広中氏は述べている。
良い本を送ってくれた二人に感謝。

2007年03月15日

アクセス元を地図表示~♪

Google Analyticsを導入して数日経過したのでアクセス状況を確認してみた。
さまざまな分析方法があるが、まだあまり使い慣れてない。。

今のところ勉強中だが、アクセス元を地図上に表示するという面白い機能があったのでそれをお見せすることにしよう。こんな感じだ。

analytics1.PNG

やっぱり住んでる大阪のアクセスが多い。関東や九州もちらほらと。。。
円が大きくなるほどアクセス数が多いということらしい。

analytics2.PNG

スイスからもアクセスが。。。実はこれ、ローザンヌに留学中の後輩であることは間違いない。

ビジュアルで見るとなんとも面白い。
もっと色々なところから、もっと多くアクセスされるように努力してみようかな。。。

2007年03月17日

クリスティーナ・ブランコ

一枚のCDを入手した。

なんとも言えない、、、心を掴まれる甘美な歌声。
どこか懐かしい、どこかもの悲しい音楽。

CRISTINA BRANCO(クリスティーナ・ブランコ)。
1972年ポルトガル出身、1998年オランダでデビュー、2004年には来日もしている。
僕と同い年の彼女の歌声は、透明度が高く、甘く、それでいて力強さをも感じる。

昨年旅行したポルトガルの話をした後輩から勧められた一枚がこのUlisses(ユリシーズ)である。ライナーノートによると、ユリシーズはギリシャ神話の英雄でありリスボンの街を築いたとされる神ということだ。

ポルトガル、リスボン、、、そう、彼女の音楽基盤はリスボンで生まれアマリア・ロドリゲスにより世界に広められたファドにある。特徴あるポルトガルギターの音色が、昨年の夏リスボンで幾度か足を運んだファドハウスのほの暗い雰囲気やファディスタを思い出させる。

この、”ユリシーズ”では純粋なファドではなく、ファドのテイストとJazzのテイストが融合したような雰囲気を創り出している。ファドでは使用されないピアノが伴奏をつとめてることからも、伝統的なファドとは異なることがわかる。選曲もポルトガルのファドだけでなく、アルゼンチンやカナダの曲が含まれている。

2曲紹介したい。

2曲目の「アルフォンシーナと海」。
アルゼンチンのアリエル・ラミレス作曲。
彼女の甘美な歌声がひときわ美しく感じられる。間奏部ではポルトガルギターが旋律を奏で、ファド的な哀愁が漂う。

4曲目の「丸いことば」。
ピアノの美しいアルペジオの上で彼女の甘く切ない声でしっとりと歌われている。
時々ポルトガルギターのヴィブラートが効果的に使われている。
このCDで僕が一番好きな曲だ。
この曲は独裁政権下で投獄されたジョゼ・アフォンソの作品で、検閲を免れるため意味不明の歌詞となっているそうだ。僕も昨年旅行した時にガイドブックで初めて知ったことだが、ポルトガルは今でこそEUに加盟する現代国家だが、1974年まで独裁政権が敷かれヨーロッパで最も近代化が遅れていた国なのだ。僕やクリスティーナ・ブランコが生まれた翌年に無血革命(カーネーション革命)がおこり、ジョゼ・アフォンソの曲が革命のテーマ曲となったそうだ(この曲ではないです)。

いずれもこちらから試聴できる。
http://www.universal-music.co.jp/classics/non_cla/christina_branco/discography.html

これまでポルトガルの音楽はファドというジャンルでしかとらえておらず、一人一人のアーティストにはほとんど注目してなかった。(せいぜいアマリア・ロドリゲスを知っていた程度。)

僕のリストにまた一人、注目すべきアーティストの名が加えられた。

2007年03月18日

ブロッコリの春パスタ

福岡の実家からいろいろ食材が送られてきた。
両親は数年前から趣味で畑を借りて菜園をやってるのだが、収穫した春菊やブロッコリ、燻製などを送ってきてくれたのだ。正月に実家に帰ったときに食べてみたのだが、野菜も燻製もとても美味しかったので次の収穫時は是非送って欲しいとお願いしておいたのだ。

さっそくいろいろ料理してみたが、まずはブロッコリをパスタにしてみた。

●ブロッコリと鶏肉の燻製とむきエビのパスタ
pasta4.jpg

1.ガーリックのみじん切りと唐辛子をオリーブオイルで炒め、ガーリックが狐色になったらむきエビと鶏肉の燻製のスライスを加えて炒める。

2.パスタはフェデリーニを使用。茹で上がる2分前にブロッコリを加え一緒にゆでる。

3.エビに火が通ったところで茹で上がったパスタとブロッコリを合わせ、炒める。

4.仕上げにエキストラバージンオイルをかけて和えて完成。

鶏肉の燻製jの独特の風味が効いてます。
普通の鶏肉のモモ肉などでも美味しいと思います。


●ブロッコリとほうれん草パスタ
pasta5.jpg

1.ガーリックのみじん切りと唐辛子とベーコンの短冊切りをオリーブオイルで炒め、ガーリックが狐色になったらピーマンの細切りを加えて炒める。

2.パスタはほうれん草を練りこんだパスタを使用。茹で上がる2分前にブロッコリを加え一緒にゆでる。

3.ピーマンに火が軽く通ったところで茹で上がったパスタとブロッコリを合わせ、炒める。

4.仕上げにエキストラバージンオイルをかけて和えて完成。

ちょっと苦味のあるピーマンとブロッコリが春らしさを感じさせる味です。

2007年03月20日

開花

今日、東京で開花宣言がなされた。
靖国神社の標本木で6輪咲きが確認されたそうだ。

2週間前くらいまでポカポカ陽気が続いたので、気象庁も過去最速の18日を開花予想してたそうだが、その後寒い日が続いて23日に予想修正したが、結果20日となったそうな。

昨晩は特に寒かったせいか今日は体調を崩してしまっているのだが、サクラは元気に花開き、いよいよ春到来だ。明日は春分の日だし。関西のサクラも間もなく開花する。

春は一番好きな季節。
学生の頃、新しいことが始まる、新しい人と出会う、そんな期待感を春の陽気に感じたものだ。

桜もまた一番好きな花。
去年は京都の丸山公園に見に行ったが、今年はどこに行こうか。

今年度もあと10日だ。。

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